通貨特徴(ドル・ユーロ・ポンドなど主要通貨)
ドルの中でも、米ドルは日本人にとって最もなじみのある通貨である。世界を代表する通貨である米ドルの動向は、他の通貨によくも悪くも多大な影響を与える。特に日本の経済は米ドルによる部分が大きいため、円高ドル安は一見すると円に有利に見えても、ドル安が進みすぎるのは結果的に円にも悪影響を及ぼすことになる。また、為替情報では米ドルをまず取り上げるなど、情報を入手しやすいと言える点から、初心者向けの通貨であると考えられる。他のドルとしてはオーストラリアドル・カナダドルなどがある。オーストラリアドルの特徴としては、自国の豊富な資源の影響で、原油価格などの動きに左右される傾向があげられる。カナダドルは、カナダがアメリカに隣接していることから米ドルの影響を受けやすいが、一方でユーロと連動することも多い。ユーロは米ドル、日本円と並ぶ世界三大基軸通貨のひとつである。ヨーロッパの複数の国家が介入している通貨であるため、変動の要因が分かりにくい傾向が見られる。ユーロは米ドルとは相反した動きをすることが多い。これは、世界の総取引量の中でも、米ドルとユーロのペアが最も多いことが影響していると考えられる。ユーロとドルの動きは、ユーロと円のペアにも多大な影響を及ぼす。ポンドは変動幅が大きく、高金利通貨であることから、短期的に利益を狙う投資家に人気を集めている。スワップポイントより、為替取引を主な作戦とする、上級者向けの通貨であると言える。