ファンダメンタル分析

ファンダメンタル分析

ファンダメンタル分析とは、各国の経済状況などの様々な要因をもとに、相場の動きを予測していく技法である。経済状況とは具体的には、経済成長率や国内総生産、貿易収支、金利、失業率といった数値の動向のことである。全体的な数値がよければ、その国の通貨は「買い」であると判断できる。これらは経済指標として、決められた時期に発表され、中~長期的な動きを予測できる項目であることから、比較的分析がしやすい要素である。しかし、例えばテロや内部紛争など、政治的な問題が勃発すればただちに相場に反映されることも多く、経済指標を主に分析することが、必ずしも安定的な見方であるとは言えない場合も多い。テロや紛争などのいわゆる「非常事態」は、金融市場では地政学リスクと呼ばれている。特に近年では、2001年のアメリカ同時多発テロ事件に代表されるように、この地政学リスクを想定しなければならない事例が増えており、ファンダメンタル分析において、地政学リスクを重要視する傾向が強くなってきていると言える。特にアメリカは、世界市場のなかでも多大な影響を及ぼしているので、アメリカを中心とした動きを見ることで、ある程度有効なファンダメンタル分析をすることができる。
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